2008年竣工の北新地、和牛まつした さまには掘り炬燵式テーブルが5席あってその足元には電気式床暖房を採用している。ところが昨年冬、突然すべての席の床暖房が温もらなくなり、至急に当社施工班とメーカーとで原因追求調査をしたところ、暖房パネルの故障という、まさかの結果に、、
テーブルはすべて機械換気式の無煙ローターを採用していたので、解決方法はめくってパネル敷き換えしか選択肢はなかった。さて、そうすると問題なのはお金の出所であるが、今回の場合、メーカーの保証期間がきれていたと言え、見事に全滅している事もあり、そもそもお客様には、金銭的ご負担いただくことを考えていなかったので、早々に、こちらで対応する旨を告げ、メーカーと当社で協議する事になった。約100万円のコストの負担配分をどうするか何度も話し合い、最終的にはメーカーが全額負担をするという決断を下してくれました。
ただ、今後何か起こっても、いかなる保証もしない事をこちらが了承するという、ちょっとひっかかる条件付でしたが、取り急ぎ簡単な書面上の約束を交わし改修に踏み切りました。
何はともあれ、今回のメーカーの決断はある程度評価出来るものと思っています。無煙ローターテーブルを解体して移動し、床をすべてめくり復旧するという大工事を4/20 4/27の2週にかけて行い、なんとか無事に納める事が出来ました。メーカーにはパネルを持って帰ってもらい壊れた原因を調査するように依頼しています。