建築事業者として、このような建物に興味があるのは当然で、私がここを訪れるのは今回で2度目となるのですが、前回同様このようなお天気。本来なら地上634mのこの建物を写真の位置から見上げればもっともっともっと壮大さを感じる事が出来たのでしょうけど、雲で途中から上が全く見えません。それでも十分凄まじさを感じるのですが、、、、、前回はどうせ上に行っても何も見えないだろうからと、全く展望台へと考え及ばなかったのですが、今回は折角だからのぼってみようかという事になりチケット売り場へ。そして、そこはまるで高級ホテルのロビーのようなおしゃれな内装で、美しいカウンター受付嬢。受付のおねいさんは、”本日はあいにくの天気ですので景色が見えにくくなっております事ご理解いただけますか?”そのかわり天気が悪い時のみ特別にオリジナル付箋をプレゼントさせていただきます” との事。簡単に解釈すると、これあげるから上行ってがっかりしても文句言わないでね!って事なんでしょうが、少しは、ちょっと位は何か見えたりするんじゃないの?って思いもあり、秋をイメージした内装の高速エレベーターでいざ地上340mの展望台へあっという間に到着。そして一瞬で少しの後悔。エレベーターを降り視界に入ったのは、一面のスリ硝子。
あれー?硝子透明じゃないの?意味ないじゃん!って、ある程度予測をしていたにも関わらず、脳が勝手に訳のわからん解釈をし混乱しはじめる。そんなはずがなあい!とパニクる、、そして引きつ続き起こる感情は責任転嫁だ。なんで、受付のおねいちゃんは、もっとこのような状況だと強く言ってくれなかったんだ?
”今日は上に行っても本当に何も見えませんよ。それでも値引き出来ないから代わりにオリジナル付箋あげるけど本当に行きますか?後悔されるかもしれませんけど大丈夫ですか?金銭的な観点では割りにあいませんけどそれでも行きますか?”
と、これくらい、悪天候時の展望をほぼ全否定してもよかったのではないかと思ったりする。でも全否定されたとしてものぼってたと思うけど、、
後は、展望台内部をうろちょろし、露出された構造物の溶接部分を見たり、それはそれで楽しかったんですけどね。そして更にいくらかお金を出したら地上450mの展望台へ行けるのだが勿論断念して、帰りは夏をイメージした内装の高速エレベーターに乗り、あっという間に地上へ。
まあ、でも、又ここへ来る大きな理由が出来て良しだし、この体験もネタにもなるので十分金銭的観点でも元をとってる気もします。それより、私は大阪国人ですが、通天閣とハルカスの展望台へ行った事がありません、、ひょっとして大阪国のタタリ?(笑) まずはこれをクリアしてスカイツリー再訪に望む事とします。