もう12月、今年も終わりですね。年男も終了、次回は60歳かあ、、何はともあれ、年末は色々とあわただしくなり事故や犯罪が増加しますので、皆様ご注意くださいね。さて、近年では省エネルギー住宅が増えつつあるみたいで、ZEHゼッチ(ネット、ゼロ、エネルギー、ハウス)やパッシブハウスなど聞いたことがある方も多いかもしれませんが、いったいどういうものなのかといいますと、太陽光発電や、燃料電池などの設備によって自家発電し、更に、エネルギーをほとんど必要としない高断熱、高気密な住宅、という事になると思うのですが、これらは実際としましては、設計技術、施工技術、そしてコストの建築3大問題すべてにおいて難度の高いものです。発電設備に関しましては随分進化し、コストも落ちてきているし、施工難度もそれほどではありませんが、高断熱、高気密設計は、年間通して出来るだけ小さなエネルギーで、快適な状態を昼夜問わず維持させるというものなので、夏の日射遮蔽と、冬の日射入が出来る設計にしなければ、結局夏は暑く、冬は寒いので、空調設備に頼らざる得なくなります。しかもコストも高くつくため、ランニングコストを節約する観点では、おそらく総額で元を取ることも難しいので、これを採用するには、純粋に省エネルギー、エコロジーという観点と、あとは、ステータスってことになるのかもしれません。個人的には普通に正しく断熱施工と、開口廻りに気を付けてやればそれなりの性能住宅を造れると思いますし、最近の空調設備も安くて電気量もいりませんので、特別なコストをかけずしても、十分に省エネ住宅は造ることは可能だと思うのですが、、。設備に関しましては最近は太陽光発電が随分安くて高性能になってきました。屋根の条件次第では採用しなければ損っ!と言ったケースも結構あるようです。あまり詳しくは書きませんが、年々太陽光発電性能は向上してるようなのですが、売電価格や補助金制度等が悪化し続けているようで、来年度も又売電価格が下がり長期にわたる売電価格固定制度も廃止されるようです。実は今まで太陽光発電のメリットをあまり信用しておらず、お客様にも勧めたことは一度もありませんが、一度だけお客様のオファーで設置したことがあり、(当時売電価格43円/KWh、現在31円/KWh)そう言えば、その後どんな感じか数年前に聞いたところ、メリットを感じるとの事でした。って事で、当社の屋根に試しにのっけてみることにします。又身をもって感じたことをブログアップします。