またまたLEDネタ

約3年前に設置した顧客の家のLEDダウンライトが早くも点かなくなった。約40000時間の寿命で、一日約8時間点灯していたとしても、8時間×365日×3年で8760時間。寿命スペックの4分の1も達してないのはいくらなんでも早すぎるとしてメーカーに問い合わしてみた。メーカーはまたまたパナソニック。担当部署に電話を繋いでもらって経緯を説明すると、購入した代理店を通してもらわないと対応できないという。カッチーンときたが、もう大人の私、じゃあそうしますと購入先の商社に連絡をし対応をせまった結果、2日ほどで返答があり新しいものに無償で交換してもらえる事になった。しかしこの器具の設置場所が吹き抜け天井で高さが4mもあったため、取替え工事もするようにお願いするとこれも快諾してもらう事が出来た。流石パナソニック。交換当日約束の時間、私も現場に立ちあったのだが、やってきた職人が現場を見て、わあ!天井高い!脚立がありません、、だと。カッチーンときたが、ここは大人の私、キレることなく、すぐに長尺脚立を手配させ、お客様に事情を説明し器具も無事に取替えする事が出来ました。

この様に、LEDといえど、ちょくちょく早期に潰れてしまうものがあります。人間がつくるものに完璧はなく、これはある程度仕方のないことだとは思いますが、重要なのはどんな世界でも、何か不具合が起こったとき、いかにお客様を筆頭に関係者が納得出来る対応をするかなのです。パナソニックの様に、若干手続きは面倒くさいにしても、保証してもらえればいいのですが、先日ブログに書きましたが、メーカーによっては1年しか保証しないというような所もあります。又今回は当社のような設計、施工会社より、プロ同士の話だったので比較的スムーズに解決しましたが、これがエンドユーザーが直接、インターネットショップなどで購入していたら上手く解決するのも難しいかもしれません。

家を建てるのも、リフォームするのも、どんなものでも、何か買い物をするときは、値段だけではなく後々の事も熟慮する事が必要ではないかと思います。